AMD Athlon64 3500+ Winchester PCワンズ 31,780円 2004/11/19 | |||||
Winchester(ウインチェスター)コアのAthlon64 3500+です。 AKIBA PC HOTLINE 製造プロセスが0.13μmから90nmになった物です。 微細化による低発熱及び低消費電力で、オーバークロック耐性も上がってくるでしょう。 ノーマル状態でも、0.13μmの3500+より1〜2%程ベンチマークで好結果を出しているようです。発熱が低くなり、熱による損失が減った為でしょうか? 以下、Athlon XP と Athlon 64の性能比較をしてみたいと思います。 モデルナンバーこそ違うものの、同一クロックでの比較なので、素直にパフォーマンスの違いがわかると思います。 |
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CPUは少しズッシリした感じで重いす。箱はAthlon XPと違い、使い回しが利きます。 Athlon XPは、プラスティックの箱を壊さないとCPUを取り出せませんでしたね。 |
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Athlon XP VS Athlon 64 実験環境 ※メモリ、VGA設定=共にデェフォルト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Crystal CPUID
Athlon XP 2500+@3200+ Crystal CPUIDで見ても、完全に3200+化してますね。 |
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Athlon 64 3500+ |
誤差はありますが、どちらもシステムクロックと倍率が同じですね(^^) |
CrystalMark09
Athlon XP 2500+@3200+ | |
Athlon 64 3500+ |
全ての項目がアップ!・・・と言いたい所ですが・・・FPUが下がってます(^_^;)どちて? しかし、HDDが思いのほか上がりましたね。RAIDコントローラが○なんでしょうか? |
Super π
Athlon XP 2500+@3200+ | |
Athlon 64 3500+ |
どちらもWindows 起動直後に測りました。XPと比べると8秒の短縮ですね。 ネット上でもノーマルで40秒前後の報告が多いので、先ずは満足です。 |
3DMARK05
Athlon XP 2500+@3200+ | |
Athlon 64 3500+ |
ん〜 劇的に・・・と言う訳にはいきませんね(-_-) |
総評
時間の関係でテスト項目は少な目です。しかし、Windowsの使用感は若干軽快に感じました。当然ですが、全体的にベンチマークも上がりました。
3DMARK05に関しては、ビデオカードがボトルネックになってる様です。
今となっては流通量も減り、倍率固定となったAthlon XP 2500+ですが、良いCPUクーラーを装着すれば、200×11=2200MHzの3200+として動作する物も結構ある事から、オーバークロックを前提にですが、圧倒的にAthlon
XP 2500+がコストパフォーマンスに勝れ、お買い得な印象を今更ながらに持ちました。Athlon
64は将来性(64BitOS等)はあるものの、現在では少し割高ですね。
Athlon 64 3500+とマザーボードで概算5万円。
Athlon XP 3200+とマザーボードで概算3万円。
Athlon XP 2500+とマザーボードで概算2万円。
2004/11現在
現在も使用しているPentum4 2.4Bは、標準CPUクロック2400MHzを3000MHzで、リテールファン・コア、メモリ電圧も標準で約2年間常用しております。真夏に3Dゲームをしても落ちた事はありませんでした。又Athlon
XP 2500+も、コア、メモリ電圧標準で、標準CPUクロック1833MHzを2200MHzで、モデルナンバー3200+として超安定動作させてます。 その時のCPUにより違いはありますが、WEBからの情報と耐性、自己納得でオーバークロックの上限を自分なりに今まで決めてきました。上記どちらのPCもメモリやチップセットに大きな負担をかけることなく実現できてます。 今回もある程度マージンを考えて、実用に耐えるオーバークロックをしたいと思います。 先ずCPU-Zで使用メモリのSPDを確認しました。 現在使用のメモリ、HyperX KHX3500ですが、PC3500(DDR434)までの対応となってますので、FSB217MHzまでメモリは耐えてくれそうです。しかし、メモリがオーバークロックにが耐えてくれても、CPUが絶えられない事も考えられますが、FSB217でも、オリジナルクロックの8.5%増し(220MHz→238MHz)にしかなりませんので多分大丈夫でしょう。 (ー_ー)チョットしか上がらない・・・ |
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BIOSで、CAS#Latency・RAS#to CAS#・RAS#Precharge・TRas#をHyperX KHX3500をFSB217MHzで使用した場合の推奨値に合わせ、当然FSBも217MHzに合わせました。(ちなみにHT Frequencyも5×→4×に変更)CPU-Zでカレントを見ると、上の画像のタイミング値と左の画像のタイミング値が同じになりましたね。 |
オリジナルクロックから8.51%アップの2387MHzになりました。 Athlon 64 3800+の2400MHzに近づきましたね♪ 2004/11/26現在、購入したPCワンズでの価格比較。 Athlon 64 3800+ 72,550円 Athlon 64 3500+ 31,470円 その差41,080円 ^_^; 3800+って、3500+二つ以上の値段なんです。 それがオーバークロックにより、性能は3800+に近づきましたね♪ 取りあえず安定動作検証としてした事。 Mem Test 6ループ エラー無し・・・少ないって言わないで(-o-) Super π3355万桁と3DMARK05を同時実行 問題無く終了 後は通常使用によるテストですね。。。 |
CrystalMark09
ノーマルのAthlon 64 3500+よりトータルでかなり上がりましたね。HDDのみ下がってますがWindows を入れてから時間が経過したせいもあるでしょう。 時間が無いので、Windows起動直後、一回しか測ってません(汗) |
Super π
一秒ですが短縮しました・・・・ まぁ、メモリのレイテンシ上げたのでこんなものでしょね(^_^;) ちなみにレイテンシそのままだと37秒でした(^_^;) |
3DMARK05
案の定ほとんど変わりません(ToT) ATIオーバードライブを入れると簡単に100位スコアが上がるので、ビデオカードに依存しますね。 最新3Dには最新のビデオカードが必要のようです。 やっぱり起動後一回しか測ってません(汗) |
まとめ
殆ど負荷が無くオーバークロック出来たと思ってます。本当はもう少し上げたいのですが、何せメモリが・・・(泣)
DDR600でもあれば、限界にも挑戦くたくなるのですがね(^_^;)
※ベンチは何回か取って、結果の良いものを掲載いる訳ではありません。一発勝負です。
※ビデオカードのRADEON 9800 XTは全てCATALYST4.11で計測 コア・メモリ共オーバークロックはしてません。
※CPUクーラーのみ余裕を考え、Scutheの鎌斬に変えてます。
2004/12/3
と。。。思ってたら、通常パソコン使用時にブルー画面がでてWindwsが再起動(ToT)
あれあれ? ブルー画面が出る時は、殆どの場合メモリエラーです。
Mem Testを16ループさせたら・・・・案の定ポロポロとエラーが出てます(^_^;)
KingstonのHyperX KHX3500ですが、CL2と言う低レイテンシで、多くの人が使用しているであろうCL3のサムソン純正よりは低格使用の場合高速です。
しかしこのメモリ、レイテンシに無いゆるい設定のCL3では起動もしません。
これは私のHyperXだけなのかも知れませんが、GA7-N400PRO2やNF7-S V2.0と言うAMD環境では、CL2かCL2.5でしか起動しないのです。
ゆるゆる設定が出来ないのは高FSBでは辛いです。よって内部倍率を高く設定が出来ないAthlon
64のオーバークロックには向いてないようです。
DDR600が欲しい所です。。。
2004/12/3 取り合えず、FSB215、メモリ電圧2.7V、レイテンシ2.5-4-4-8に設定後安定してます。 Mem Testを10時間35ループさせたので、今度は大丈夫でしょう! これで暫く使ってみようと思います(^_^)v |
2004/12/4
Athlon64 3500+ Winchester のオーバークロック その2
※少し無理してみました。
ちょいと暇を作り、CPUの限界を調べてみようと思いました。
なーに簡単な事です。現構成では、メモリがついていかないので、メモリクロックを200MHzから166MHzに落としてオーバークロックしてみました。
そうすればFSBを30MHz上げてもメモリクロックは200MHzを超えません!
※デフォルトからの電圧設定変更 AGP1.5V→1.85V・CPUコア1.4V→1.5V・メモリ2.6V→2.7V・・・はっきり言って適当です(^^)v
結果↓
CPU-Z
CPUクロックはFX55と同じ2600を超える所まで起動は確認しました。 しかし、Super π104万桁で再起動がかかります。 Super πは、FSB230MHz、CPUクロック2530MHzでは完走を確認しました。 電圧等細かく見直せば限界は上がるかも知れませんが、最終限界クロックは面倒なので調べません。 今思えば、CPUのファン回転数も下げたままだったな〜(~_~;) |
メモリクロックが180と低くなってますね。 メモリはクロックダウンです(汗) |
Super π
メモリの周波数を落としたので速くなってません。 しかし、Athlon 64 3500+の潜在能力を垣間見ることが出来ました。 当然この設定では使いません。 良いメモリ欲しい・・・ |
2004/12/14
Athlon64 3500+ Winchester のオーバークロック その3
A-DATA Vitesta DDR600の購入にあたり、常用範囲の見直しをしました。
このメモリ、クロックを300MHzまで上げられますが、CPUの安定動作クロックが2500MHz辺りなのと、HTT、メモリレイテンシを考えた末、FSB250MHz×10倍の2500MHzで使用する事に決めました。さてうまくいくかどうか(?_?)
Crystal CPUID
オリジナルから13.64%アップの2500MHzです。 |
CPU-Z
FSB250MHz 2.5-3-3-5 2T Memtest-86は2.5-3-3-5 1Tで40ループエラー無しでした。 |
Super π
FSB250MHz オリジナルから5秒短縮! 速くなりました(^_^)v |
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ちなみに・・・ FSB300MHz8.5倍の2550MHz メモリ3-5-5-8 2Tです。 1秒しか変わりません。 |
CrystalMark09
100000越えました♪ 着実に性能アップです |
完璧です\(-o-)/ ※コア電圧・メモリ電圧共にデフォルト
比較ですが、キャッシュや動作クロック・メモリクロックを考えると、Athlon
64 3800+どころかAthlon 64 4000+と同等性能になりました(^0^)
概算 ※メモリ512MB×2=1GBの場合
Athlon 64 3500+ 31,000円 A-DATA Vitesta DDR600 ×2 36,000円 計
67,000円
Athlon 64 3800+ 70,000円 バルク安物メモリ ×2 14,000円 計 84,000円
それでも、Athlon 64 3800+より約17,000円安いです(^^) メモリ256MBならもっと差が出るでしょう。
私的に一番お買い得は・・・・10倍を持ってるAthlon 64 3200+ですね(^_^) 1万円程又安く済みますから。
L2キャッシュ | システムクロック | CPU倍率 | 動作クロック | メモリクロック | HTT | |
Athlon 64 3000+ | 512KB | 200MHz | 9 | 1800MHz | 200MHz DDR400 | 200×5=1000MHz |
Athlon 64 3200+ | 512KB | 200MHz | 10 | 2000MHz | 200MHz DDR400 | 200×5=1000MHz |
Athlon 64 3500+ | 512KB | 200MHz | 11 | 2200MHz | 200MHz DDR400 | 200×5=1000MHz |
Athlon 64 3500+ オーバークロック | 512KB | 250MHz | 10 | 2500MHz | 250MHz DDR500 | 250×4=1000MHz |
Athlon 64 3800+ | 512KB | 200MHz | 12 | 2400MHz | 200MHz DDR400 | 200×5=1000MHz |
Athlon 64 4000+ | 1MB | 200MHz | 12 | 2400MHz | 200MHz DDR400 | 200×5=1000MHz |
Athlon 64 FX55 | 1MB | 200MHz | 13 | 2600MHz | 200MHz DDR400 | 200×5=1000MHz |
これで最終設定にしました! 動作も今の所問題無しです(^^) 快適♪快適♪